ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】加悦鉄道ワブ3 京都府与謝野町

2020年2月訪問 加悦SL広場で保存されていた加悦鉄道ワブ3。 ワブ3は、1926年に梅鉢鐵工所で新製されたト2を1943年に有蓋緩急車に改造した車両である。1970年代に廃車となり、その後は加悦SL広場で保存されていた。 車端には手ブレーキが備わる車掌室か設けら…

【保存車】加悦鉄道キハユニ51 京都府与謝野町

2020年2月訪問 加悦SL広場で保存されていた加悦鉄道キハユニ51。 加悦鉄道キハユニ51は、1936年に芸備鉄道のキハユニ18として日本車輌で新製、その後1937年に国有化され鉄道省キハニ40921となった。1952年に廃車になった後に船木鉄道で譲渡されキハニ51とし…

【消えた保存車】秩父鉄道 ワフ51 埼玉県秩父市

2019年4月訪問 三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道ワフ51。 ワフ51は、1963年に日本車輌で新製されたスム4003を、1979年に車掌車へ改造した車両である。1987年に貨物列車への車掌添乗が不要になったため、1988年に廃車となり、当地で保存さ…

【保存車】C12 67 長野県茅野市

2025年7月訪問 長野県茅野市の茅野駅前で保存されているC12 67。 C12 67の車歴は⋯ 1933年12月 日立製作所にて新製、鹿児島庫(のちの鹿児島区)に配置 1938年2月 鹿児島区→松本区信濃大町支区 1956年9月 松本区信濃大町支区→松本区(のちの松本運転所) 1965年6…

【消えた保存車】秩父鉄道 テキ117 埼玉県秩父市

2019年4月訪問 埼玉県秩父市の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道テキ117。 テキ117は、1959年に日本車輌で新製、袋詰セメントの輸送に使用されていた。1984年に廃車となったのち、当地で保存されていた。 製造当時の他の鋼製有蓋車は屋根が木製であ…

【保存車】北関東ロジスティクス DE10 108

2022年訪問 某所で保存されている北関東ロジスティクスのDE10 108。 北関東ロジスティクスDE10 108の車歴は… 1977年3月 日本車輌にて衣浦臨海鉄道KE65 5として新製 1984年9月 樽見鉄道へ売却、TDE103に改番 1992年 高崎運輸へ売却、DE10 108に改番 2006年8月…

【保存車】ワフ29795

2022年訪問 某所で保存されているワフ29795。 製造年やメーカーは不明。台枠の車番のみはっきりと残っており、車体側には常備駅や管理局の標記が入っていたと思われる跡が残る。屋根のみ腐食防止のための加工が施されている。 2025年9月16日編集 記事を読み…

【消えた保存車】秩父鉄道 デキ1 埼玉県秩父市

2019年4月訪問 三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道デキ1。 秩父鉄道デキ1は、1922年の同鉄道の電化に合わせて、アメリカのウェスティングハウス社およびボールドウィン社で新製された。当初は1200Vで電化されていたが、1952年の1500V昇圧に…

【消えた保存車】秩父鉄道 ヨ15 埼玉県秩父市

2019年4月訪問 三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道ヨ15。 1925年に汽車製造で新製されたヲキ1形の台車や台枠を流用し、1969年に車掌車へ改造した車両である。1987年に貨物列車への車掌添乗が不要になったことから、1988年に廃車、当地で保…

【保存車】尾去沢鉱山 鉱車No.112 秋田県鹿角市

2025年9月訪問 尾去沢鉱山で保存されている鉱車No.112。 1.7tのグランビー鉱車。転倒装置を通ると函体が傾斜し、扉が開いて鉱石を下ろすことができるタイプ。側面にリブがある方が扉になる。 電気機関車1両と鉱車7両とともに、尾去沢鉱山の野外で展示されて…