ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】58680 千葉県茂原市

2026年3月訪問

 

千葉県茂原市の萩原公園で保存されている58680。

 

58680の車歴は…

  • 1922年10月 汽車製造にて新製、高崎庫に配置
  • 1927年3月 高崎庫→田端庫
  • 1934年5月 田端庫→田端庫尾久分庫(のちの田端区尾久支区)
  • 1937年10月 田端区尾久支区→成田区
  • 1955年2月 成田区→佐倉区
  • 1958年12月 佐倉区→館山区
  • 1959年4月 館山区→佐倉区
  • 1969年9月 佐倉区→福井区
  • 1971年7月 廃車

車歴はこちらから↓

58680 機関車データベース (形式8620) - デゴイチよく走る!

 

長らく関東地方で活躍した機関車で、主に総武本線や成田線といった房総地区で使用されていた。最晩年は福井区に移り、越美北線で使用されていたようだ。廃車後は茂原駅から特設のレールを敷き、当地へ運び入れたそうである。当時は三井東圧化学の専用線が真横を通っていたため、そこから引き込んだということだろう。

 

前照灯はLP403を使用している。煙室戸ハンドルは、大宮工場受け持ち機の特徴でもある十字ハンドルのものを用いている。デッキの掴み棒がかなり内側に設けられており、デフレクター前面側に補強材が取り付けられているのも特徴的。

 

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。形状から大宮工場で施工されたものと推定される。シリンダー部のケーシングは失われており、シリンダーの製造年などの陽刻が見える。

 

飾り煙突が残置している。佐倉区時代には回転式火の粉止めを設けていたが、福井区転属後は外されたようだ。

 

 

運転室助士側の側面前方の上方角に突起のようなものが生えているが、こらは何のために設けられたものなのだろうか。

 

運転室助士側側面。

 

 

後照灯は前照灯と同様にLP403を使用している。

 

テンダーのステップは、機関士側が大型化されている。

 

 

運転室機関士側側面。

 

第3動輪にフランジ塗油器が設けられている。

 

 

空気圧縮機の消音器は煙突前方に設けられている。

 

機関士側のシリンダー側面。助士側ではシリンダー空気弁が蒸気室側面中央に設けられていたのに対し、機関士側では蒸気室上方に設けられている。

 

 

場所はこちら

 

2026年3月26日編集

 

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