ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】C11 61 福岡県八女市

2024年2月訪問

 

福岡県八女市の黒木体育センターで保存されているC11 61。

 

C11 61の車歴は⋯

  • 1935年3月 川崎車輌にて新製、尻内庫(のちの尻内区)に配置
  • 1942年1月 尻内区→釜石区
  • 1943年8月 釜石区→早岐区
  • 1945年11月 早岐区→鳥栖区日田駐泊所
  • 1950年8月 鳥栖区日田駐泊所→熊本区黒木駐泊所
  • 1955年1月 熊本区黒木駐泊所→熊本区荒尾支区
  • 1964年3月 熊本区荒尾支区→熊本区
  • 1974年6月 廃車

車歴はこちらから↓

C1161 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

 

主に九州で活躍してきた機関車で、晩年は矢部線や三角線、熊本近郊の入換などで活躍した。1966年には三角線でお召し列車の牽引も行っている。廃車後は矢部線の終着である黒木駅跡地で保存されている。

 

前照灯はLP42を装備、煙室戸ハンドルはボックスタイプのものを使用しており、取手も十字に取り付けられている。お召し列車牽引時には、端梁の縁を銀色に装飾していたようだ。

 

 

機関士側側面。

サイドタンクには振れ止めが設けられている。高速での運用か多かった九州特有の装備となる。

 

 

後照灯はLP42を使用、九州特有の装備である埋込式の後部標識灯も備える。後照灯左右には通気口が設けられており、これも九州のC11、C12形式特有の装備となる。後部のナンバープレートは失われている。

 

助士側側面。

 

 

空気圧縮機の消音器は煙突後ろに設けられている。デフレクターのステーには、リンゲルマン煙色濃度計の取り付け跡が残る。煙突には、お召し列車牽引時に金帯を巻いていた跡が微かに残っている。

 

運転室内。計器類や各機器がよく残っている。

 

 

運転席。足元にはバイパス弁とシリンダードレン弁の操作レバーが設けられている。C11形式では前期の車両では手動による操作になるが、後期の車両では圧力空気による操作になるなど、製造時期によりバイパス弁・シリンダードレン弁の操作方法が異なる。

 

灰箱およびレールクーラーの散水コック。

 

助士席足元には、レールクーラーの散水の前後を切り替えるコックも設けられている。

 

 

運転室後方。

 

これは後照灯左右に設けられていた通気口の出口となる。

 

 

場所はこちら

 

2025年9月8日編集

 

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