ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】C50 123 栃木県小山市

2024年3月訪問

 

栃木県小山市の駅東公園で保存されているC50 123。

 

C50 123の車歴は…

  • 1930年5月 日立製作所にて新製、早岐庫に配置
  • 1930年10月 小郡庫→浜松庫(のちの浜松区)
  • 1939年5月 浜松区→成田区
  • 1942年7月 成田区→小山区
  • 1970年8月 廃車

車歴はこちらから↓

C50123 機関車データベース (形式C50) - デゴイチよく走る!

 

主に関東地方で活躍した機関車である。その大半を小山区で過ごし、両毛線や水戸線で使用されていた。廃車後は当地で保存されている。

 

前照灯はLP403を使用している。煙室戸ハンドルは一般的なタイプのものを使用している。

 

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。形状から大宮工場または郡山工場で施工されたものと推定される。

空気圧縮機の消音器は設けられていないようである。排気された蒸気は、おそらくテンダーの給水温め器に全量が送られているのだろう。

 

 

後照灯はLP42を使用している。

 

テンダーには鋼製と思われる増炭囲いを設けている。

 

 

給水ポンプ前方には150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。

 

煙突はオリジナルの化粧煙突を装備している。現役時代はここに回転式火の粉止めも設けていたが、1968年頃に外されている。

 

 

場所はこちら

 

2025年10月15日編集

 

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