2023年9月訪問
三重県亀山市の観音山公園で保存されている、C50 154です。
C50 154の車歴は⋯
- 1933年2月 三菱造船にて新製、田端庫に配置
- 1934年5月 田端庫→田端庫尾久分庫(のちに尾久区)
- 1943年9月 尾久区→成田区
- 1944年3月 成田区→大宮区
- 1944年5月 大宮区→桐生区
- 1950年1月 桐生区→小山区
- 1970年7月 小山区→糸崎区
- 1970年10月 糸崎区→亀山区
- 1973年4月 廃車
車歴はこちらから↓
C50154 機関車データベース (形式C50) - デゴイチよく走る!
車歴から見ての通り主に関東地方で活躍した機関車で、両毛線や水戸線などで使用されていたようです。末期に所属していた糸崎区や亀山区では入換専用機として使用されていました。入換専用機になる過程で、デフレクターが撤去されたり、端梁にゼブラ塗装が入ったりしていたようです。廃車後は亀山よりほど近い当地で保存されています。
前面より見ていきます。前照灯はLP403を使用、後部標識灯代わりの反射板付きカンテラを左右に取り付けています。
小山区にいた当時は化粧煙突を取り付けていましたが、糸崎区へ転属する頃にはパイプ煙突に変えられています。
ナンバープレートはレプリカで、札差や製造銘板などは失われています。
後照灯はLP42を使用、またテンダーには鋼板製と思われる増炭囲いが取り付けられています。
同じ公園内にあるゲストホテル関ロッジにはナハネ20 2237も保存されています。
場所はこちら
2025年5月8日編集