2025年7月訪問

長野県飯山市の鉄砲町児童公園で保存されているC56 129
C56 129の車歴は⋯
- 1938年2月 日立製作所にて新製、会津若松区に配置
- 1938年9月 会津若松区→弘前区
- 1938年11月 弘前区→盛岡区
- 1939年11月 盛岡区→宮古区釜石支区
- 1941年11月 宮古区釜石支区→中込区
- 1953年3月現在 飯山区(のちの長野運転所飯山支所)
- 1967年4月 長野運転所飯山支所→長野運転所
- 1973年1月 廃車
車歴はこちらから↓
C56129 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!
飯山線で長らく活躍してきた機関車である。1972年3月には、飯山線のさよなら列車を本務機として牽引している。廃車後は飯山機関区のあったそばの当地で保存されている。

前照灯はシールドビームのLP405を使用している。ナンバープレートと煙室戸ハンドルは失われていたが、プレートのみレプリカで復活している。

現役時代は煙突に回転式火の粉止めを設けていた時期もあったようだ。煙突後方には空気圧縮機の排気管があるが、消音器は空気圧縮機横に設けられているようだ。

寒冷地対策として運転室屋根は後方に延長されており、テンダー側にもウェザーボードが設けられている。

後照灯も前照灯と同様にLP405を使用、前照灯右には溢れ止め管が増設されている。機関士側のステップは大型のものに改造されている。現役時代には炭庫に木製の増炭囲いを設けていたが、現在は取り付け金具のみが残っている。
場所はこちら
2025年10月17日編集
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