ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】C57 110 和歌山県橋本市

 

和歌山県橋本市の橋本市運動公園で保存されているC57 110。

C57 110の車歴は…

  • 1939年7月 三菱重工にて新製、岡山区に配置
  • 1940年10月 岡山区→糸崎区
  • 1944年10月 糸崎区→岡山区
  • 1945年11月 岡山区→平区
  • 1949年12月 平区→宇都宮区
  • 1955年9月 宇都宮区→山田区(のちの伊勢管理所)
  • 1963年5月 伊勢管理所→亀山区
  • 1973年12月 廃車

車歴はこちらから↓

C57110 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

 

晩年は関西本線や紀勢本線、参宮線で活躍した機関車である。ATS導入や蒸気機関車全廃の要因ともなった、1956年に発生した六軒事故で被災した機関車でもある。当機は事故によりボイラーや運転室を中心に大破したものの、鷹取工場での大規模修繕により復帰している。廃車後は和歌山線の橋本駅で保存されていたものの、1990年代に当地へ移設されている。

 

 

前照灯はLP403を使用している。ボイラー前端が普通のC57形式と異なり角張っているのが特徴的。前端の角張っているC57形式は関西地区でよく見られたが、110号機は六軒事故によるボイラー新製によるものとされている。

 

煙突には、回転式火の粉止めを取り付けていた金具が残っている。デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。関西の機関車では見られない長方形にくり抜いただけの点検窓であるが、これも六軒事故後に新造し直したためと思われる。

 

 

蒸気ドーム後方には650ないし680L積みの重油タンクを搭載している。助士席前方には150Lタンクの清缶剤送入装置を、運転室助士側には峰式のタブレットキャッチャーを取り付けている。タブレットキャッチャー取り付けに伴い、ナンバープレートも下方へ移設されている。運転室上部の明り取り窓は、通常丸型のところが四角になっている。

 

後照灯はLP42を使用、台座を設けて少し高い場所に取り付けている。

 

 

テンダーへ上がる梯子は、最上部の手すりが外側へ回り込むような感じにに改造されている。

 

場所はこちら

 

2026年1月27日編集

 

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