2024年2月訪問

宮崎県宮崎市の青島青少年の家で保存されているC57 175。
C57 175の車歴は…
- 1946年6月 三菱重工にて新製、鳥栖区に配置
- 1963年6月 鳥栖区→早岐区
- 1972年3月 早岐区→鹿児島区
- 1975年3月 廃車
車歴はこちらから↓
C57175 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!
新製から廃車まで九州で活躍した機関車である。鹿児島本線や長崎本線、日豊本線などで使用された。いわゆる門デフを装備しているC57形式では、最も最後まで残っていた機関車でもある。1975年には日豊本線無煙化さよならSL列車も牽引している。廃車後は当地にて保存されている。

前照灯はLP403を使用している。ナンバープレート上部に設けられた標識掛けが特徴的である。助士側のデフレクター支え棒には、リンゲルマン煙色濃度計の取り付け座が残る。

デフレクターはK-7を装備している。1958年頃に施工されたものと思われる。戦後製造の車両であるため、先輪はプレート輪心のものを使用している。

運転室横にはタブレットキャッチャーを設けている。それに伴い、ナンバープレートも前方へ移設されている。
機械式速度計の検出棒は第3動輪に繋がっている。通常は従輪に繋がれているが、北海道と九州の一部のC57形式では、175号機のようになっている。

火室横には消煙装置が取り付けられている。蒸気エジェクタにより火室へ新鮮空気を送り込む装置で、燃焼改善と通風効果を上げて煙を少なくすると共に、未燃炭の損失を防ぐために設けられた。九州地区の機関車で見られ、175号機には1952年に取り付けられている。なお消煙効果はあったものの、燃料節約の効果は思わしくなかったようで、現在は空気取り込み口のみが残っている。

テンダーには木製の増設囲いが設けられている。

後照灯はLP42を使用している。後部標識灯は九州特有の埋込式のものを取り付けている。ナンバープレート左には溢れ止め管が設けられており、これも九州特有のものとなる。なお溢れ止め管は下部が欠損しているようである。

助士席前方には150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。機関士側と同様に、運転室横にはタブレットキャッチャーが設けられており、それに伴いナンバープレートが前方へ移設されている。テンダーの水面計は、側面に配管とコックを設けたタイプ。

運転室内。計器類や各部品は比較的よく残っている様子。
場所はこちら
2025年12月16日編集
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