2025年6月訪問

茨城県笠間市の石井児童公園で保存されているC58 275。
C58 275の車歴は…
- 1941年3月 汽車製造にて新製、宮古区に配置
- 1949年3月現在 盛岡区
- 1950年8月 盛岡区→盛岡区黒沢尻支区
- 1953年4月 盛岡区黒沢尻支区→盛岡区
- 1953年5月 盛岡区→横手区
- 1953年9月 横手区→新庄区
- 1974年4月 新庄区→志布志区
- 1975年3月 廃車
車歴はこちらから↓
C58275 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
主に東北地方で活躍した機関車で、陸羽西線での運用を長らくこなしていた。末期は志布志区に転属し、志布志線で使用された。廃車後は当地で保護されている。275号機は笠間市には全く縁の無い機関車であるが、市内を走る水戸線にかつてC58形式が走っていた縁から保存されたのだろう。

前照灯はLP42を使用している。しかし現役時代末期にはLP405を使用していたようだ。さらに副灯としてLP405をもう一つ取り付けていた。煙室戸ハンドルは十字ハンドルのものを使用しており、土崎工場受け持ち機によく見られる特徴となる。煙室戸下には大型のシンダー除け(エプロン)が設けられている。

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。縁有りで角にRがあることから、土崎工場で施工されたものと推定される。またバイパス弁側面部には、点検蓋も増設されている。

ボイラー機関士側。第3動輪への砂管が急な角度で曲がっているのが特徴的である。

空気圧縮機まわり。

運転室側面部には製造銘板などが無いが、これは現役時代からそうだったようだ。

後照灯はシールドビームのLP405を使用、テンダーへ上がる梯子には、側面に手すりが増設されている。ナンバープレート右側には、東北地方の機関車でよく見られる溢れ止め管が設けられている。また現役時代には増設囲いも装備していた。

運転室助士側。こちらも製造銘板や標記銘板が無い。

助士席前方には150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置を設けている。

蒸気ドーム前方には、背の低い手すりが増設されている。

助士側のデフレクターにはL字の鋼材が取り付けられている。これは現役時代からのものであるが、どのような目的で取り付けられたのかは分からない。
場所はこちら
2026年1月14日編集
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