ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】C58 322 静岡県三島市

2025年9月訪問

 

静岡県三島市の楽寿園で保存されているC58 322。

 

C58 322の車歴は…

  • 1942年4月 汽車製造にて新製、富山区に配置
  • 1949年6月現在 七尾区
  • 1949年10月現在 敦賀区(のちの敦賀第一区)
  • 1961年3月 敦賀第一区→遠江二俣区
  • 1961年6月 遠江二俣区→敦賀第一区
  • 1971年4月 廃車

車歴はこちらから↓

C58322 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

 

主に小浜線や舞鶴線で活躍してきた機関車である。廃車後は当地で保存されている。汽笛吹鳴や逆転機の動作などができるようになるなど、有志により手厚い整備を受けている。

 

 

前照灯はシールドビームのLP405を、煙室戸ハンドルはボックスタイプのものを使用している。ナンバープレートがかなり高い位置に取り付けられている。

 

煙室戸下には、1枚板で大型のシンダー除け(エプロン)を設けている。

 

 

雪かき器は先端上部が膨らんだ特徴的な形状をしている。とりわけ敦賀区配置のC58形式を中心に見られたタイプである。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。縁と角のRがある形状から、敦賀第一区の受け持ち工場である浜松工場で施工されたものと推定される。

 

 

ボイラー機関士側。元空気ダメには松任工場、空気圧縮機には長野工場の検査標記がある。

 

運転室機関士側には旋回窓が設けられている。また従輪に向かって速度計の検出棒が伸びている。検出棒の軸箱直上付近に円盤のようなものが設けられているのが特徴的。

 

 

運転室側面。乗務員扉後方には、小浜線の機関車でよく見られた「つ」の字のような形式のタブレットキャッチャーが取り付けられていたと思われるが、取り付け穴のみが残っている。

 

テンダー運転室側には、チューブを使用した水面計が設けられている。上端は適当に垂らすだけの簡易的な構造である。

 

 

テンダーには木製の増炭囲いが設けられている。

 

後照灯は前照灯と同様にLP405を装備している。ナンバープレートの他、テンダーの形式板も復元されている。

 

 

助士側には旋回窓は設けられていない。

 

助士席前方には150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置を設けている。

 

 

安全弁、タービン発電機まわり。

 

蒸気ドーム。汽笛は圧力空気により吹鳴できるように整備されているため、横に空気ホースが伸びている。

 

 

煙突後方。

 

運転室内。各部品、計器類がよく整備されている。

 

 

機関士側から。

テンダー側上部には丸窓が設けられている。

 

 

検査票。

 

替えの水面計ガラス。当時の蒸気機関車では、たびたび水面計ガラスが割れることがあった。

 

 

テンダーを運転室から見る。

 

場所はこちら

 

2025年11月7日編集

 

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