ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】C58 342 岩手県北上市

2025年7月訪問

 

岩手県北上市の展勝地公園で保存されているC58 342。

 

C58 342の車歴は…

  • 1943年6月 汽車製造にて新製、宮古区に配置
  • 1949年3月現在 仙台区
  • 1956年4月 仙台区→宮古区
  • 1969年10月 宮古区→尻内区(のちの八戸区)
  • 1974年6月 廃車

車歴はこちらから↓

C58342 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

 

主に山田線や八戸線で活躍した機関車である。1961年には一時的に盛岡区へ貸し出され、荒屋新町〜盛岡のお召し列車牽引の補機として使用もされている。また1972年の八戸線定期SL最終仕業や、鉄道100年記念行事「なつかしのSLおもいで号」牽引にも抜擢されている。廃車後は当地にて、キ228とワフ29826と共に保存されている。

 

 

前照灯、副灯共にシールドビームのLP405を使用している。副灯が主灯より高い位置に取り付けられているのが特徴的。端梁部は縁が白塗りされており、これはお召し列車牽引時の装飾を模したものと思われ、かつ「なつかしのSLおもいで号」牽引時にも同様の装飾をしている。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓を設けている。縁と角のRがあることから、郡山工場で施工されたものと思われる。

 

 

助士席前方には、100Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。

 

後照灯もLP405を使用している。機関士側ステップは大型化されたうえに、手すりまで増設されている。ナンバープレート右側には、東北地方の機関車でよく見られる溢れ止め管を設けている。

 

 

テンダー前方機関士側には、水槽の水面計となるチューブが設けられている。水量が分かるようにテンダーに目盛りが書かれているが、現役時代も同様のものがあったのかは不明。

 

運転室機関士側。

 

 

ボイラー機関士側。第一元空気ダメには、郡山工場の検査標記が入っている。

 

泥溜の各止め弁のバルブには、棒が溶接され回しやすいように加工されている。また後台枠に水平刻印の目印となる文字が入っているのも特徴的。

 

 

デフレクターは機関士側も助士側と同様。煙突には回転式火の粉止めを取り付けている。なお宮古区時代には、山田線運用のために郡山式集煙装置を設けていた。

 

場所はこちら

 

2026年2月13日編集

 

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