ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 1 京都市下京区

 

 

2026年7月訪問

 

京都市下京区の京都鉄道博物館で保存されているD51 1。

 

D51 1の車歴は⋯

  • 1936年3月 川崎車輌にて新製、稲沢庫に配置
  • 1936年4月 稲沢庫→敦賀庫(のちの敦賀区)
  • 1938年1月 敦賀区→稲沢区
  • 1949年9月 稲沢区→大垣区
  • 1950年5月 大垣区→上諏訪区
  • 1962年6月 上諏訪区→金沢区(のちの金沢運転所)
  • 1964年9月 金沢運転所→盛岡区
  • 1968年9月 盛岡区→青森区
  • 1971年10月 青森区→浜田区
  • 1972年9月 浜田区→梅小路区
  • 1986年5月 廃車

車歴はこちらから↓

D511 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

1115両が製造されたD51形式のトップナンバーである。ただし実際に最も早く落成したのは汽車製造製の14号機となる。信越、東北、山陰と渡り歩き、各線区で無煙化記念列車を牽引するなどして活躍した。最晩年は梅小路蒸気機関車館で動態保存機として使用された。民営前に廃車となっており、現在は静態保存されている。

 

 

前照灯はLP403を、副灯としてシールドビームのLP405を使用している。副灯は盛岡区在籍時に設けられたものである。煙室戸ハンドルは十字ハンドルのものを使用している。両側のステップの下段は、グレーチング仕様のものに交換されている。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。長方形で枠が有ることから、長野工場で施工されたものと推定される。またその下のバイパス弁側面にも点検蓋が増設されているが、これも長野工場受け持ち機の特徴である。

 

 

蒸気ドームはD51形式初期型特有の「なめくじ」。

 

運転室機関士側の前方窓は旋回窓が設けられている。

 

 

運転室機関士側側面。タブレットキャッチャーが設けられており、それによりナンバープレートが下方へ移設されている。機械式速度計の検出棒は、軸箱側で分離された状態となっている。

 

後照灯はLP42を使用、さらにフードも設けられている。テンダー上への梯子には手すりが増設されている。

 

 

ステップは両側ともグレーチング仕様のものに換装されている。上諏訪区在籍時に1500Lの重油タンクを搭載したが、浜田区転属後に撤去された。

 

運転室助士側。こちらも機関士側と同様にタブレットキャッチャーが設けられている。助士席前方には、150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置が設けられている。

 

 

第4動輪から運転室助士席に向かって記録式速度計の検出線が伸びている。助士側前方窓にも旋回窓が設けられている。

 

元空気ダメの検査標記には長野工場のものが入っている。梅小路区在籍時の1973年のものであるが、当時は各所で蒸気機関車の数が減り、全般検査を行う区所も減っていたものと思われる。

 

 

助士側のデフレクター。こちらは機関士側と同様の特徴。

 

場所はこちら

 

2026年7月14日編集

 

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