ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 1072 神戸市中央区

2024年5月訪問

 

神戸市中央区の神戸駅そばで保存されているD51 1072。

 

D51 1072の車歴は…

  • 1944年2月 日本車輌にて新製、函館区に配置
  • 1944年7月 函館区→岩見沢区
  • 1947年3月 岩見沢区→旭川区
  • 1947年12月 旭川区→新得区
  • 1966年10月 新得区→池田区
  • 1967年4月 池田区→五稜郭区
  • 1971年9月 五稜郭区→滝川区
  • 1976年3月 廃車

車歴はこちらから↓

D511072 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

新製から廃車まで北海道で活躍した機関車である。廃車後は神戸市の元町西公園で保存されていたが、再開発に伴い1992年に当地へ移設されている。

 

 

前照灯はLP42を取り付けているが、現役時代には主灯にLP403、副灯にLP405を取り付けていた。煙室戸下にはシンダー除け(エプロン)を取り付けている。現役時代にはあった、北海道の機関車特有のデッキ手すりは撤去されている。

ナンバープレート(レプリカ)は現役時代より高い位置に移され、煙室戸ハンドルも特殊な形状のものになっている。

 

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。北海道の機関車に多く見られる縁無しの長方形であるが、多分に漏れず元々は蓋を取り付けていた。また北海道特有の改造として、デフレクターの前方が切り詰められている。

 

戦時型の特徴であるカマボコ型の蒸気ドーム。その前方には扇形の手すりが取り付けられていたが、保存に際して外されたようだ。

 

 

テンダーは船底テンダーの10-20。後照灯はLP42を使用していたと思われ、炭庫と水取り入れ口との仕切りに取り付けられていたが、フード共々失われている。

 

1952年頃に行われた運転室の密閉化改造により、テンダー前方の角が斜めにカットされている。新得区、池田区時代には、狩勝越え対策で1500Lの重油タンクがテンダーに搭載されていた。

 

 

運転室ドアの前方にあったタブレットキャッチャーは撤去されており、台座のみが残っている。北海道では標準装備であったバタフライスクリーンにおいては、台座すら残っていない様子である。

空気圧縮機の排気管は、テンダー水槽の暖房管が途中から分岐している。こちらも北海道の機関車特有のものである。

 

 

場所はこちら

 

2025年9月12日編集

 

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