ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 1085 和歌山県有田川町

2025年10月訪問

 

有田川鉄道交流館で保存されているD51 1085。

 

D51 1085の車歴は⋯

  • 1944年4月 日本車輌にて新製、姫路区に配置
  • 1944年8月 姫路区→新鶴見区
  • 1948年7月 新鶴見区→平区
  • 1949年12月 平区→水戸区
  • 1964年12月 水戸区→五稜郭区
  • 1967年3月 五稜郭区→池田区
  • 1969年3月 池田区→長万部区
  • 1969年10月 長万部区→岩見沢第一区
  • 1976年3月 廃車

車歴はこちらから↓

D511085 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

常磐線、晩年は北海道で活躍した機関車である。廃車後は紀勢本線の藤並駅裏手で保存されていたが、2010年に当地へ移設されている。

 

 

前照灯はLP403を使用している。現役時代はさらにLP405を使用した副灯も設けていた。

煙室戸下には、北海道でよく見られるタイプのシンダー除け(エプロン)を取り付けている。

デッキの機関士側には、誘導員が使用するためのコの字形の手すりが増設されている。

デッキへ上がるステップは下段が無くなっているが、これは雪かき器に下段のステップを取り付けていたためである。雪かき器は廃車後に撤去されたため、現在はこのような状態となっている。

 

デフレクターは、前方が切り詰められた北海道仕様。バイパス弁点検窓が設けられており、縁有りで角にRが設けられていることから、大宮工場で施工されたものと推定される。

 

 

蒸気ドームは戦時形特有のカマボコ形をしている。その前方には、北海道で標準的に見られる扇形の手すりが増設されている。

 

第4動輪から助士席へ、記録式速度計の検出線が伸びている。また助士席前方窓はHゴム支持に変更されている。いずれも北海道の機関車に多く見られる改造である。

 

 

北海道への転出が比較的遅めであったためか、運転室は密閉化改造をされていない。現役時代はタブレットキャッチャーとバタフライスクリーンを装備していたが、現在は失われている。

 

テンダーは戦時形特有の船底形をしている。

後照灯はLP403を使用していたようであるが、現在は残っていない。取り付け部も車端部であったのか、炭庫・水取り入れ口仕切り板部だったのかも不明である。

 

 

場所はこちら

 

2025年12月28日編集

 

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