2025年5月訪問

長野県松本市の大久保原公園で保存されているD51 172。
D51 172の車歴は…
- 1939年3月 日本車輌にて新製、敦賀区に配置
- 1940年8月 敦賀区→静岡区
- 1949年6月 静岡区→上諏訪区
- 1964年9月 上諏訪区→長野区(のちの長野運転所)
- 1972年4月 長野運転所→木曽福島区
- 1973年11月 廃車
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D51172 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
長らく中央本線や篠ノ井線で活躍した機関車である。1973年7月に中央西線が全線電化されたことにより廃車となっている。その後は当地で保存されている。

前照灯はLP403を使用している。煙室戸下にはシンダー除けを設けていたが、現在は残っていない。前端梁の連結器右上付近から従台車へ向かって配管が出ているが、これは従輪への散水に使うための配管だと思われ、これは一部のD51形式で見られるものである。

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられており、長方形で縁有りであることから長野工場で施工されたことが分かる。バイパス弁側面にも、長野工場受け持ち機特有の点検蓋が増設されている。

現役時代には煙突に長工式集煙装置を設けていたが保存に際して撤去され、現在煙突は短いままとなっている。蒸気ドーム前方には、長野工場受け持ち機特有の五角形の手すりが増設されている。

側風戸は運転室より開閉できるようになっている。

運転室内。ブレーキ弁が台座ごと失われているのが目立つ。

助士席には記録式速度計が残る。計器まで残っている機関車は極めて少ない。助士側前方窓には旋回窓が設けられていたはずだが、現在は残っていない。

足元には寒冷地特有の装備であるヒーターが設けられている。

後照灯はLP42を使用している。通常より低い位置に移設されフードも設けられているが、これは中央西線を走るD51形式でよく見られる改造である。

運転室機関士側側面。ナンバープレート下には製造銘板が取り付けられていたが、現役末期の頃には既に失われていたようだ。

機関士側前面窓には旋回窓が設置されている。また中央西線の機関車特有の装備として、運転室換気装置が増設されている。
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2026年6月17日編集
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