ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 483 長野県安曇野市

2025年8月訪問

 

長野県安曇野市で保存されているD51 483。

 

D51 483の車歴は…

  • 1940年2月 鉄道省小倉工場にて新製、熊本区に配置
  • 1944年10月 熊本区→広島第一区
  • 1948年10月 広島第一区→岩見沢区
  • 1949年5月 岩見沢区→小樽築港区
  • 1972年5月 小樽築港区→滝川区
  • 1976年3月 廃車

車歴はこちらから↓

D51483 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

長らく北海道で活躍してきた機関車である。函館本線や室蘭本線で主に使用されていた。廃車後はサンクラブ穂高へ譲渡され、小移動はありつつも当地で保存されている。

 

 

前照灯はLP403を使用している。現役時代は副灯としてLP405も装備していた。煙室戸下にはシンダー除け(エプロン)を設けている。デッキの機関士側には、誘導員が使用するためのコの字形の手すりが増設されている。

 

デフレクターは北海道仕様として前方がカットされている。バイパス弁点検窓が設けられているが、北海道の機関車では珍しい枠有りのタイプとなっている。

 

 

ボイラー助士側。蒸気ドーム前方には、扇形の手すりを増設している。動輪は1951年に1147号機のものと交換しているようだが、実際の刻印を見ると766号機や285号機のものも混ざっているよう。483号機の本来の主動輪は北海道の追分で保存されている。

 

運転室助士側から第4動輪へ、記録式速度計の検出線が設けられていた跡が残る。助士側前方窓には、ツララ対策の金網が取り付けられている。

 

 

運転室は1967年頃に密閉化改造を受けている。バタフライスクリーンやタブレットキャッチャーを設けていたが、助士側は現在は取り付け穴・金具のみが残るのみ。従輪はプレート輪心の車輪に交換されている。

 

テンダーのナンバープレートや形式板は失われている。

 

 

機関士側のステップは外側へ拡大されている。

 

後照灯はLP403を使用、炭庫後方の仕切り板へ移設されている。現役時代は木製の増炭囲いも設けていた。

 

 

機関士側はバタフライスクリーンとタブレットキャッチャーが残る。ブレーキ分配弁には、飯盒形の保温カバーが設けられている。

 

機関士側前方窓には旋回窓が増設されている。機械式速度計の検出線は第4動輪へ移設、空気圧縮機の排気管からはテンダー水槽への暖房管が分岐している。いずれも北海道の機関車特有のもの。

 

 

煙突には回転式火の粉止めを装着している。

 

場所はこちら

 

2026年2月6日編集

 

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