ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 488 島根県安来市

2023年12月訪問

 

島根県安来市の和鋼博物館で保存されているD51 488。

 

D51 488の車歴は

  • 1940年3月 鉄道省郡山工場にて新製、福島区に配置
  • 1961年4月 福島区→長町区
  • 1961年8月 長町区→熊本区
  • 1965年10月 熊本区→新見区
  • 1975年4月 廃車

車歴はこちらから↓

D51488 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

東北、九州、山陰と渡り歩いた機関車である。晩年は新見機関区に配置され、伯備線や山陰本線で使用された。1975年1月には、米子局山陰本線無煙化記念「さよならSL石州号」の牽引も行っている。その他、後藤工場を最後に出場した蒸気機関車もこのD51 488である。廃車後は米子鉄道管理局前(米子駅前)で保存されていたが、2006年に当地へ移設されている。

 

 

前照灯はLP403を使用、煙室戸ハンドルは十字ハンドルのものを使用している。十字ハンドルになったのは最末期のようで、1974年頃の写真では一般的な形状のものを使用していることが確認できる。現役時代は煙室戸下にシンダー除け(エプロン)を設けていたが、現在は失われている。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓を設けており、さらに扉も取り付けられている。扉の形状から、後藤工場で施工されたものと思われる。

 

 

運転室横のナンバープレートや札差しは、タブレットキャッチャーを設けるために下方へ移設されている。タブレットキャッチャーは現役末期まで取り付けていたが、保存に際して外されたようだ。

 

煙突には鷹取式集煙装置を設けていたが、これも保存に際して外された。そのため煙突は短くカットされている。

 

 

後照灯はLP42を使用、フードも取り付けられている。フードは恐らく新見区転属後に設けられたものだろう。また埋込式後部標識灯も設けられており、これは九州の機関車に見られる改造である。

 

現在時代には助士席前方に150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置を設けていたが、保存に際して外されたようだ。助士側のナンバープレート等も、機関士側と同様に下方へ移設されている。

 

 

デフレクターの後方側面には帯板が貼り付けられ補強されている。山陰地区の機関車に見られる特徴となる。

 

場所はこちら

 

2025年12月22日編集

 

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