2023年2月訪問
赤平山研修センター憩の家跡に置かれているD51 566
D51 566の車歴は…
- 1940年12月 川崎車輌にて新製、函館区に配置
- 1944年10月 函館区→五稜郭区
- 1960年11月 五稜郭区→函館区
- 1966年4月 函館区→五稜郭区
- 1967年4月 五稜郭区→追分区
- 1968年3月 追分区→岩見沢区(のちの岩見沢第一区)
- 1976年3月 廃車
車歴はこちらから↓
D51566 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
新製から廃車まで北海道で活躍してきた機関車である。廃車後は赤平公園で保存されていたが、後に赤平山研修センターへ移設された。研修センター周辺にはスキー場なども整備されていたが2008年には施設が廃止、そこまでの道も廃道となり、現在はD51 566へ全く近づけない状態となっている。冬季のみ近隣の道路から僅かに望むことができる。
D51 566は密閉キャブとデフレクターの切り詰めなど、いわゆる北海道型への改造がされている機関車である。デフレクターの支え棒が平板だったり、缶逆止弁が移設されているなど、細かいながら特徴ある機関車だったようだ。
当地への道はご覧のように廃道となっており、通行止のゲートから数100m進まないとD51 566へはたどり着けない。車両には屋根が設けられており、今のところ雪の影響などは少なさそうであるが、すでに15年以上人の管理の手を離れており、今後がますます心配される。
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2025年6月25日編集