2024年12月訪問

広島市安芸区の瀬野川公園で保存されているD51 720。
D51 720の車歴は…
- 1943年7月 日立製作所にて新製、小郡区に配置
- 1944年8月 小郡区→福井区
- 1962年6月 福井区→長野区(のちの長野運転所)
- 1966年10月 長野運転所→山口線管理所
- 1973年9月 山口線管理所→長門区
- 1975年2月 廃車
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D51720 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
長らく北陸本線や山口線、山陰本線などで活躍してきた機関車である。1975年には山陰本線長門市〜下関でSLさよなら列車を牽引するなどもしている。廃車後は瀬野川公園入口の国道2号線沿いで保存されていたが、1994年に当地へ移転されている。

前照灯はLP403を使用している。ナンバープレートは形式入りであるが、これは保存後に取り替えられたものと思われる。煙室戸下にはハの字のシンダー除け、端梁には埋込式後部標識灯が設けられているが、いずれも広島工場受け持ち機に見られる装備で、山口線管理所転配後の施工と思われる。

デフレクターには長方形で枠ありのバイパス弁点検窓を設けている。形状から長野工場で施工されたものとわかるが、他機で見られるものと比べると天地方向が広い。その下にはバイパス弁点検扉も増設されており、これも長野工場受け持ち機の特徴である。

蒸気ドーム・砂箱前方の足場には手すりが増設されている。広島工場や長野工場受け持ち機で見られる形状と異なるため、福井区所属時に松任工場で設けられたものと推定される。

助士席前方には150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。福井区所属時に取り付けられている。

福井区所属時には敦賀式集煙装置、長野区所属時には長工式集煙装置を使用していたが、1974年頃に外されている。運転室屋根は後方に延長されており、これは長野工場受け持ち機で見られる特徴である。

後照灯はLP42を使用している。埋込式後部標識灯を設けており、これも広島工場受け持ち機に見られる特徴である。

空気圧縮機周辺。

運転室横には特徴的な形状のタブレットキャッチャーを取り付けている。

運転室機関士側には旋回窓が設けられているが、これは長野工場で施工されたものである。

煙室機関士側。
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2025年11月29日編集
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