ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 724 群馬県渋川市

2025年8月訪問

 

群馬県渋川市の駅前児童公園で保存されているD51 724。

 

D51 724の車歴は⋯

  • 1943年8月 日立製作所にて新製、長岡区(のちの長岡第一区)に配置
  • 1964年3月 長岡第一区→酒田区
  • 1971年11月 廃車

車歴はこちらから↓

D51724 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

車歴から見ての通り、日本海縦貫線で活躍してきた機関車である。廃車後は当地で保存されている。

 

 

前照灯はLP42を使用、煙室戸ハンドルは十字のタイプを用いている。また煙室戸下にはシンダー除け(エプロン)を装備している。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。長方形で枠がある形状から、長野工場で施工されたものと思われる。さらにその下部のバイパス弁点検蓋は途中で折れるタイプのものになっており、これも長野工場受け持ちのD51形式で見られるものである。

 

 

蒸気ドーム前方の踏板には手すりが増設されている。長野工場受け持ち機では大型で五角形のものになっているため、724号機のものは土崎工場施工のものと思われる。

 

助士席前方には150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置を設けている。

 

 

運転室屋根はテンダー方向が大きく延長されている。延長部の運転室の内装が、木板から鋼板に変わっているのが見てとれる。

 

運転室内。計器などの各部品がよく残っている。寒冷地を走る機関車であったため、運転士と助士側両方に旋回窓が取り付けられている。

 

日本海縦貫線を走る機関車に多く付けられた延長屋根であるが、テンダー側の防壁と合わせて運転室への風雪侵入防止の効果を感じることができる。しかし結局は開放型の運転室であるため、垂れ幕等を設置してもかなり寒かったようだ。

 

 

テンダーの型式は「6-1.5-20B」である。酒田区所属時には1500Lの重油タンクを搭載していた。

 

後照灯はLP42を使用している。ナンバープレート右側には、土崎工場施工のものと思われる溢れ止め管を設けている。またテンダーへ上がる梯子には手すりが増設されている。

 

 

運転士側も製造銘板や換算標記などが残る。製造は1943年であるが、製造銘板はその前年でたる昭和17年になっている。

 

空気圧縮機前方。

 

場所はこちら

 

2025年8月8日編集

 

保存車・廃車体一覧(形式別)へ戻る

保存車・廃車体一覧(地方別)へ戻る

記事一覧へ戻る

 

鉄道コムにほんブログ村 鉄道ブログへ鉄道ランキング