ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 775 長野県木曽町

2026年2月訪問

 

長野県木曽町の木曽福島駅前で保存されているD51 775。

 

D51 775の車歴は⋯

  • 1942年9月 汽車製造にて新製、福井区に配置
  • 1964年7月 福井区→糸魚川区
  • 1969年10月 糸魚川区→福井区
  • 1971年6月 福井区→木曽福島区
  • 1973年9月 廃車

車歴はこちらから↓

D51775 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

北陸本線、中央西線で活躍した機関車である。晩年は福井機関区で入換専用機として使用された後、木曽福島機関区では中央西線電化まで活躍、1973年8月に無煙化記念「D51さよなら列車」の牽引にも抜擢された。廃車後は木曽福島機関区のあった当地で保存されている。

 

 

前照灯はLP403を使用している。煙室戸下にはシンダー除け(エプロン)が設けられているが、これは1970年代に取り付けられたものと推定される。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。上から蓋を差し込むタイプで、松任工場受け持ち機に見られるものである。

 

 

煙突には敦賀式→松任式→長工式と、所属区に応じて様々な集煙装置を設けていた。保存に際して撤去され、煙突は短い状態となっている。

 

ボイラー機関士側。3本とも平行に下へ落ちる砂管が特徴的。蒸気ドーム後方には680Lの重油タンクを設けていたが、木曽福島区へ配置された頃には撤去されている。

 

 

機関士側前面窓には旋回窓が設けられている。ATS用の発電機が機関士側に設けられているのも特徴的。

 

機械式速度計の検出棒の軸箱側には、傘のようなヒサシが設けられている。従輪はプレート輪心のものへ交換されている。

 

 

運転室機関士側側面。

 

後照灯はLP405を使用している。現役時代には木製の増炭囲いをテンダーに設けられていた。

 

 

運転室助士側。こちらは側窓が残っている。

 

第4動輪から助士席に向かって、記録式速度計の検出線が伸びている。記録式速度計は長野工場受け持ち機や北海道の機関車の一部に設けられていた。

 

 

助士席前方には清缶剤送入装置を設けていたが、現在は取り付け跡のみがランボードに残る。現役末期には撤去されていたようだ。

 

ボイラー助士側前方。

 

 


運転室内。助士側には記録式速度計が設けられているが、メーターは失われている。

 

場所はこちら

 

2026年2月28日編集

 

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