ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 8 兵庫県尼崎市

2024年5月訪問

 

兵庫県尼崎市の大物公園で保存されているD51 8。

 

D51 8の車歴は…

  • 1936年3月 川崎車輌にて新製、大里庫(のちの大里区)に配置
  • 1940年10月 大里区→鳥栖区
  • 1941年3月 鳥栖区→熊本区
  • 1941年10月 熊本区→鳥栖区
  • 1966年1月 鳥栖区→吉松区
  • 1970年10月 吉松区→厚狭区
  • 1973年5月 廃車

車歴はこちらから↓

D518 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

主に九州で活躍してきた機関車である。末期は厚狭区に配置され、美祢線などで使用されていた。廃車後は当地で保存されている。

 

 

前照灯はLP403を使用している。煙室戸ハンドルは6つ穴のボックスタイプという特殊な形状のものを使用しているが、これは保存時に交換されたものと思われる。煙室戸下には丸みを帯びたシンダー除け(エプロン)を備える。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。形状から小倉工場で施工されたものと考えられる。
 

 

ボイラーの機関士側。

 

空気圧縮機まわり。

 

 

火室まわり。泥溜への第1止め弁は、空気圧縮機のチリコシ背面付近のボイラー側面に設けられている。また泥溜の吐出し口はラッパ状に改造されており、これは九州の機関車で多く見られる特徴となる。

 

後部標識灯はLP42を取り付けている。また九州の機関車で多く見られる、埋込式の後部標識灯を備えている。ナンバープレート右側には溢れ止め管を設けており、これも九州の機関車で見られる特徴である。D51形式の初期型ではテンダーの台車は棒台枠のものを使用しているが、8号機では板台枠のものに交換されている。

 

 

現役時代には運転室側面にタブレットキャッチャーを設けていたため、ナンバープレートも車体からはみ出るほどの前方に設けられていた。保存に際して元の位置に復元されているが、取り付け台座がナンバープレート右方に残っている。区名札差しが1つしか残っていないが、これも厚狭区時代にこの状態になっていた。前所属区の吉松区は砲金製の区名札を使用していたため、転属時に外されたままになったのだろう。

 

助士席前方には、150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。

 

 

D51形式初期型のナメクジ型蒸気ドームが特徴的。

 

場所はこちら

 

2025年9月30日編集

 

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