ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【保存車】D51 860 広島県福山市

2025年11月訪問

 

広島県福山市の曙公園で保存されているD51 860。

D51 860の車歴は⋯

  • 1943年11月 鉄道省鷹取工場にて新製、姫路区(のちの姫路第一区)に配置
  • 1948年6月 姫路第一区→鳥取区
  • 1948年9月 鳥取区→福知山区
  • 1971年1月 福知山区→新見区
  • 1972年9月 廃車

車歴はこちらから↓

D51860 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!

 

長らく山陰本線で活躍してきた機関車である。晩年は舞鶴線や伯備線でも使用された。廃車後は当地にて保存されている。

 

 

前照灯はLP403を使用、煙室戸ハンドルは十字ハンドルのものを使用している。煙室戸ハンドルは末期まで一般的な形状のものを使用していたため、保存後に交換されたものかもしれない。煙室戸下には縞鋼板製のシンダー除け(エプロン)を設けている。

 

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられており、さらに扉も取り付けられている。後藤工場で施工されたものと思われる。

 

 

準戦時型以降の蒸気機関車特有のカマボコ型蒸気ドームが特徴的。砂管は第2、3動輪前方と第3動輪後方に設けられている。煙突には鷹取式集煙装置を装備していたが、保存に際して撤去、煙突は短いままとなっている。

 

運転室機関士側前方窓には、前方へ傾いた庇が設けられている。

 

 

側面の窓には、福知山地区特有の装備であるバタフライスクリーンの取り付け跡が残る。現役時代はタブレットキャッチャーを装備しており、現在のナンバープレートの位置に設けられていた。ナンバープレートは現在の位置より右斜め下らへんに取り付けられていた。

 

テンダー上には上屋を支えるための補強が入っている。

 

 

後照灯は失われている。

 

運転室内の各機器はよく残っていそうな様子。

 

 

助士席前方には150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。現役時代は機関士側同様にタブレットキャッチャーを装備しており、ナンバープレートは現在の位置より左斜め下に取り付けられていた。

 

ボイラー助士側。蒸気ドーム後方には680Lの重油タンクを設けていたが、保存に際して撤去されている。

 

 

場所はこちら

 

2026年3月31日編集

 

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