2026年1月訪問

愛知県豊橋市ののんほいパークで保存されているD51 89。
D51 89の車歴は⋯
- 1938年3月 鉄道省浜松工場にて新製、稲沢区に配置
- 1944年9月 稲沢区→浜松区
- 1948年5月 浜松区→静岡区
- 1949年9月 静岡区→金沢区
- 1962年6月 金沢区→富山区
- 1965年10月 富山区→金沢運転所
- 1971年4月 廃車
車歴はこちらから↓
D5189 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
北陸地区での活躍が長かった機関車である。晩年は入換専用機として使用されており、各所にその特徴が残っている。廃車後は当地で保存されている。
前照灯はLP403を使用している。ナンバープレートは現役時代より形式入りのものを使用していた。煙室戸の左右に持ち手が取り付けられているのも特徴的である。

雪かき器は鋭角のものを取り付けている。なお現役時代は北陸地区で多く見られる鈍角のものを取り付けていたようだ。

機関士側端梁にもステップが増設されている。雪かき器を取り付ける冬季は本来は外していた。

機関士側のデフレクターには、前方に三角の切欠きが設けられている。誘導員が掴まりやすくするための改造と思われる。

デフレクターにはバイパス弁点検窓を設けている。形状から松任工場で施工されたものと分かる。元々は塞ぎ板を挿し込んでいたはずだが、現役末期には取り外していたようだ。煙突には回転式火の粉止めを取り付けている。

反射板ハンドル。

86〜90号機(いずれも浜松工場で製造)はD51形式の標準型試作機とも言える機関車であり、初期型の特徴である「ナメクジ」の形状が無くなり、給水加熱器は煙突前方に枕木方向で設置されるようになった。

助士席前方には150Lタンクの理研式清缶剤送入装置を設けている。

運転室側面。こちらのナンバープレートも形式入りを使用している。

灰箱の側風戸は、運転室より遠隔で開閉できるようになっている。

後照灯はシールドビームのLP405を使用している。現役時代は木製の増炭囲いを装備していた。機関士側のステップは大型化されている。ナンバープレートは炭水車のみ形式無しのものを取り付けている。
場所はこちら
2026年6月5日編集
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