2025年12月訪問

岡山市北区の下石井公園で保存されているD51 917。
D51 917の車歴は…
- 1943年12月 日本車輌にて新製、函館区に配置
- 1945年5月 函館区→五稜郭区
- 1945年9月 五稜郭区→盛岡区
- 1968年9月 盛岡区→浜田区
- 1971年12月 浜田区→新見区
- 1972年3月 廃車
車歴はこちらから↓
D51917 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
長らく東北本線で活躍した機関車である。晩年は山陰本線や伯備線で使用された。いわゆる準戦時型に属する機関車であるが、現在はその痕跡はほとんど残っていないようだ。廃車後は岡山駅近くの当地で保存されている。

前照灯はLP403を使用、盛岡区時代にはLP405を使用した副灯も取り付けていた。ナンバープレートは通常より高い位置に取り付けられている。煙室戸ハンドルは保存後に一度紛失しており、現在のものはダミーである。デフレクターの上部ステーは、屈曲した特徴的な形状をしている。

デフレクターにはバイパス弁点検窓が設けられている。縁有りで角にRが設けられた形状から、郡山工場で施工されたものと推定される。前面デッキへ上がるステップは、下段がグレーチング仕様のものに交換されている。

新見区転属時に煙突へ鷹取式集煙装置を取り付けているが、保存に際して外されている。そのため煙突は短いままとなっている。

ボイラー機関士側。

空気圧縮機まわり。

運転室機関士側側面。最晩年の新見区時代にダブレットキャッチャーを取り付けており、その際にナンバープレートが下方へ移設されているが、現在は元の位置に戻されている。

後照灯はシールドビームのLP405を使用している。現役時代は炭庫に増炭囲いを設けていた。盛岡区時代には1500Lの重油タンクをテンダー上に搭載していた。

ステップは左右ともグレーチング仕様のものに交換されている。

運転室助士側。従輪はプレート輪心のものを使用している。

助士席前方には150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置を設けている。

ボイラー助士側。

デフレクター助士側。バイパス弁点検窓が前方に傾いたような状態で空けられている。こちらの前面デッキへのステップも、下段がグレーチング仕様となっている。

シリンダードレン弁の左右を囲うようなカバーが設けられているか、ドレン弁本体は残っていない。
場所はこちら
2026年4月24日編集
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