2025年8月訪問

神奈川県山北町の山北鉄道公園で保存されているD52 70。
D52 70の車歴は⋯
- 1944年4月 川崎車輌にて新製、下関区に配置
- 1945年11月 下関区→小郡区
- 1945年12月 小郡区→新鶴見区
- 1951年2月 新鶴見区→国府津区
- 1968年8月 廃車
車歴はこちらから↓
D5270 機関車データベース (形式D52) - デゴイチよく走る!
主に御殿場線で活躍した機関車である。廃車後は山北機関区があった当地で保存されている。2016年には圧力空気による動態復元に成功している。

前照灯はLP403を使用している。煙室戸ハンドルは十字のものを使用、恐らく大宮工場で交換されたものだろう。

バイパス弁の位置が後方に寄っているため、デフレクターにバイパス弁点検窓は設けられていない。

砂管が平行に斜めに降りていくのが特徴的である。通常は第1〜3動輪の前方のみに砂が撒かれるが、御殿場線ではバック運転の運用もあった。そのため70号機も含めた国府津区のD52形式では第2動輪前方と第3動輪前後という組み合わせに変更されている。

ボイラーの洗口栓には、テンダー上のコンプレッサーより伸びてきた空気配管が取りつけられている。動態復元の動力源である圧力空気は、ここから取り込まれているのだ。

運転室機関士側。こちら側には製造銘板などは残っていない。

後照灯はLP42を使用している。戦時製造のD52形式特有の船底テンダーが特徴的である。テンダーは1953年にD52 453のものと交換されているようだ。

助士席前方には、150Lタンクの清缶剤送入装置を設けている。

運転室下には、動力式揺り火格子が設けられている。

ボイラーが巨大であるため蒸気ドームや煙突の背が低く、汽笛も斜めに取り付けられている。

主連棒のビッグエンドが丸ブッシュになっている。戦時製造のD52形式特有のものである。D52形式から他形式へ改造された機関車では従来の楔の入ったブッシュに交換されているが、オリジナルのD52形式では未改造となっている。
場所はこちら
2025年9月29日編集
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