2024年2月訪問

福岡県芦屋町の高浜町児童公園で保存されているD60 61。
D60 61の車歴は…
- 1928年9月 汽車製造にてD50 282として新製、札幌局のどこかに配置
- 1931年1月現在 函館庫(のちの函館区)
- 1944年1月 函館区→長万部区
- 1945年9月 長万部区→小樽築港区
- 1949年9月 小樽築港区→岩見沢区
- 1954年11月 浜松工場にてD60 61に改造、大分区(のちの大分運転所)に配置
- 1970年10月 大分運転所→直方区
- 1972年10月 直方区→若松区
- 1974年8月 廃車
車歴はこちらから↓
D50282 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!
D6061 機関車データベース (形式D60) - デゴイチよく走る!
D50時代は北海道、D60時代は九州で活躍した機関車である。D60形式へ改造された後の大分時代は久大本線や豊肥本線で使用された。直方時代も筑豊本線で貨客双方の牽引に使用された。若松時代もSLの配置が無くなる最後まで残り、D60形式最後の廃車機にもなった。その後は当地で保存されている。

前照灯はLP403を使用している。

先輪はプレート輪心のものへ交換されている。デフレクターはK-7タイプのいわゆる小倉工デフを装備しており、1964年に入場した際に取り付けたようである。

煙突は原型の化粧煙突を装備している。砂箱は角張ったタイプのものを使用しており、これは汽車製造製のD50形式の特徴でもある。

運転室側面には、改造種車のD50 282の銘板や浜松工場での改造銘板も取り付けられている。区名札差に送入されている「芦」は芦屋町の芦である。

2軸従台車のLT254。D50形式からD60形式への改造にあたり、従台車を2軸にすること(ミカド→バークシャー)で軸重を軽減している。泥溜の排気口はラッパ状に加工されているなど、九州の機関車の特徴が見て取れる。

炭水車は12-17型を使用している。現役時代は増炭囲いも設けていたようだ。

後照灯はLP42を使用している。九州特有の装備として、埋込式後部標識灯と溢れ止め管を設けている。

運転室助士側。側窓はD50オリジナルの2枚窓から1枚窓(大窓)へ改造されている。その前方には150Lタンクの鷹取式清缶剤送入装置が設けられている。

デフレクターのステーにはリンゲルマン煙色濃度計が取り付けられている。
場所はこちら
2026年4月27日編集
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