2024年7月訪問
国鉄湧網線の佐呂間駅跡にある佐呂間町交通公園で保存されている、DE10 1677です。
DE10 1677の車歴は⋯
1974年9月 日本車輛で新製 旭川機関区に配置
1987年3月 廃車
廃車後の1989年に運び込まれ、当地にて保存されています。なお佐呂間駅は1987年に廃止となっております。
車歴から見ての通り、わずか13年で廃車になっています。旭川機関区一筋の機関車なので、湧網線を走ったことがあるのかは不明です。なお近隣ですと、遠軽機関区と北見機関区にDE10の配置があったようです。
前面のナンバープレートやランボードも赤で塗られてしまっていますね。2015年頃に再塗装を行ったようなので、その時になったものでしょう。なおそれ以前の画像でも赤っぽい感じに見えますが、恐らく塗装が剥げて錆の色がそれっぽくなっているものと思われます。
1-3位側側面を見ると、ナンバープレートがありません。
タブレットキャッチャーも取り付けられておりますが、もちろん北海道使用の小さいフックが付いたタイプです。この小さいフックは何のために取り付けられているのでしょうか?もしご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教授いただけるとありがたいです。
最後に1エンド側、こちらはナンバープレートと後部標識灯が失われています。所々に失われている部品はあり、塗装もくたびれているところもありますが、比較的良好な状態で保存されているようですね。
なお佐呂間町交通公園内には、D51 565、スユニ50 517、ヨ8017も保存されています。そちらもいずれ紹介したいと思います。
場所はこちら
2025年4月3日編集