2020年2月訪問

加悦SL広場で保存されていた遠州鉄道ト404。
遠州鉄道のト404は1923年に遠州鉄道ト401形として日本車輌で新製、保線などに使用されていた。後継のホキ800形が入ることにより2000年に廃車、その後は当地で保存されていた。加悦鉄道で同型の貨車が使用されていたため、保存される運びになったと思われる。
ト404は10t積みの無蓋貨車で、遠州鉄道の1067mmへの改軌に合わせて導入された車両である。元々はネジ式連結器を使用していたため、端梁にはバッファーを取り付けていた穴が残っている。加悦鉄道の同形式はト1形であり、ニッケル鉱石の輸送のために50両ほど使用されていたようだ。そのため当地で保存されるにあたり、形式名の標記が「ト1」に書き換えられている。
加悦SL広場が閉館したのちは、2023年に南部縦貫鉄道レールバス同好会に譲渡され、旧七戸駅で動態保存されている。
2025年8月11日編集
