2025年8月訪問

群馬県中之条町で保存されているひたちなか海浜鉄道のトラ15。

茨城交通トラ15は、1966年に東武鉄道トラ105として同社の杉戸工場で新製、石灰石の輸送などに使用された。1985年には東武鉄道から茨城交通へ譲渡され、線路の保守用資材の運搬などに使用された。保守用としての使命が終わった後も、那珂湊駅構内で資材置き場として使用されていたが、2018年に当地へ移設、保存されることとなった。
なお東武鉄道から譲渡された無蓋車はトラ16もいたが、こちらは静岡県内の団体へ譲渡されている。

車体には茨城交通の社紋が入る。ひたちなか海浜鉄道になった後も、社紋が書替えられることはなかった。

台枠には東武鉄道杉戸工場の製造銘板が残る。
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2025年10月26日編集
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