2018年8月訪問
茨城県ひたちなか市のひたちなか海浜鉄道那珂湊駅構内でギャラリーとして使用されている、茨城交通ケハ601
茨城交通ケハ601は、1960年に新潟鐵工所が試作的に開発した、日本初のステンレス製気動車である。1992年に廃車になった後は、車体のみ倉庫として使用されていたが、現在は市民団体の手によりギャラリーとして活用されている。
前面、側面、屋根に至るまで、ステンレス車体らしいコルゲートが目立つ。液体変速機まで装備していたが、総括制御ができず、あまり活躍した機会は少なかったようだ。
こちら側には連結器も残されている。前面窓の上には方向幕などが入っていそうな小窓があるが、これは左右とも明かり取り用の窓だったようだ。また前後共に前照灯、後部標識灯は撤去され、埋められている。
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2025年5月29日編集