2025年11月訪問

西ノ浜北児童遊園地で保存されている井笠鉄道ホジ9。

井笠鉄道ホジ9は、1932年に梅鉢鉄工所にて新製された。1944年には燃料事情の悪化から機関を降ろし客車として使用、1946年にはホハ22に改番されている。1949年に富士産業にて再び機関を積み、ホジ9に復番している。ホジ1形の導入により晩年は矢掛・神辺支線での使用が主であった。1967年に支線が廃止されたことにより同車も休車状態となり、そのまま1971年の全線廃止を迎えている。廃車後は当地で保存されているようだ。

デッキの下にはラジエーターが設けられている。

車体はクリーム色とエメラルドグリーンのような色で塗装されているが、これは日に焼けた色で、実際は黄色と緑色である。

動台車。機関より推進軸が繋がっているのが見える。動軸は2軸目のみで、そのため動台車は同軸に荷重がかかるように偏心台車になっている。基礎ブレーキ装置は制輪子が失われているため、台車下にぶら下がった状態になっている。

機関は、製造当初はフォード製の非力なガソリンエンジンを使用していたが、戦後に気動車へ復元した際に強力ないすゞ製ディーゼルエンジンに換装している。それに伴い動台車と従台車の位置が振り替えられるなど大規模な改造が施されている。

従台車側。

車両前後には荷物を載せるためのバケットが設けられている。先述の気動車復元時の改造で径の大きい車輪へ交換しているため、より腰高な外見になっている。

機関の消音器や排気管、奥には空気圧縮機も見える。

後位側運転室。

客車内。

前位側運転室。

井笠鉄道やホジ9の歴史についてが掲示されている。
場所はこちら
2026年1月16日編集
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