2025年10月訪問

新潟県加茂市の冬鳥越スキーガーデンで保存されている蒲原鉄道ED1。

蒲原鉄道ED1は、蒲原鉄道が全線開通した1930年に日本車輌にてEL形1号として新製、1952年にED1に改番している。貨物列車の牽引の他、構内入換や除雪などで活躍した。1999年の蒲原鉄道廃止に伴い廃車となっている。その後は旧村松駅構内で保管されていたが、2009年に当地へ移設、モハ1、モハ61とともに保存されている。

外見はウェスチングハウス社・ボールドウィン社が製造した輸入電気機関車によく似た形態をしているが、この機関車はそれを模造して日本車輌が製作したものである。

前面デッキの手すりは、保存に際して転落防止のために取り付けられたものである。
ボンネット部には蒲原鉄道の社紋が入る。現役時には雪かき器を取り付けるためのアングル材を端梁に設けていたが、保存に際してそれも外されており、取り付け穴がその痕跡を残している。

検査標記。1998年(平成10年)11月に最後の全般検査が行われたようだ。

ボールドウィン社製のものを模造して作られた台車。

台車には日本車輌の銘板が取り付けられている。

自動連結器はシャロン式を使用している。ナックルの部分に「SHARON」の文字が入る。

運転室内。中央の空気ダメを挟んで各運転台が設けられている。

五泉側の運転台。

主幹制御器とブレーキ弁。

東洋電機製のサーキットブレーカー。当時はイギリスのデッカー社と技術提携をしていたため、「DICK KERR SYSTEM」の文字も入っている。

加茂側の運転台。
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2025年12月7日編集
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