2025年9月訪問

名古屋市港区のリニア・鉄道館で保存されているケ90。

ケ90の車歴は…
- 1918年12月 大日本軌道鉄工部にて東濃鉄道1号として新製
- 1926年9月 国有化、ケ90に改番
- 1928年10月 1067mmへ改軌に伴い用途廃止
- 1930年5月 廃車
ナローゲージの東濃鉄道(現在の太多線)で使用されていた機関車である。改軌に伴って廃車となった後は浜松工場で保管、構想が分かりやすいよう一部がカットされ、1935年頃より名古屋鉄道教習所にて教材として展示されている。名古屋鉄道鉄道教習所の後継である中部鉄道学園、東海旅客鉄道社員研修センターでも引き続き展示された。2011年の当館開館に合わせて移設、保存されている。

後部には左右引戸の窓と炭庫が設けられている。

上回りは蒸気ドーム、砂箱、煙室、煙管部がカットモデルとなっている。運転室部分には大日本軌道會社の製造銘板と、東濃鉄道時代のものと思われる車番が入っている。

運転室内。火室周辺のボイラーもカットモデルとなっている。

飽和式蒸気機関車であるため、蒸気ドーム上の加減弁から直接蒸気室へ向かう配管が出ている。

左側の蒸気室・シリンダーはカットモデルとなっている。小型機関車でよく見られるスベリ弁の構造がよく分かる。
場所はこちら
2026年7月10日編集
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