2025年6月訪問

福島県西会津町の鳥追観音で保存されているキ621。
キ621の車歴は…
- 1949年1月 汽車製造にて新製、長岡第一区(のちの長岡運転所)に配置
- 1971年11月 長岡運転所→坂町区
- 1976年10月 廃車
長らく新潟地区で活躍したロータリー除雪車。廃車後はキ172とともに当地で保存されている。

ロータリーを後方から見る。

標記類は、書体からして後年に書き直されたものと思われる。

車内にはC58形式と同等のボイラーを搭載している。前後の台車は3軸である。ロータリーが取り付けられている関係で、台車が非常に前寄りに取り付けられているように見える。

後台車後方には灰箱が設けられている。

炭水車とは中間連結棒(ドローバー)で連結している。蒸気機関車と同様に、中間連結棒の上部に中間緩衝器を備えている。

炭水車上にカバーを設けるためと思われる、取り付けステーが残る。

炭水車はC58形式の戦後型と同様のものを使用している。船底テンダーが特徴的である。

蒸気機関車の炭水車と異なり純粋な貨車用の台車を使用しているためか、排障器は左右のステップ間を渡した板に取り付けられている。

炭水車のブレーキ装置はKDブレーキ装置を備える。1-3位側にはK制御弁と補助空気ダメを設けている。

こちら側にはブレーキシリンダが設けられている。その上の棒は、補助空気ダメのユルメ弁を操作するためのもの。

制限速度を65km/h以下に制限した車両であるため、車体に黄帯を巻いている。

台車間に設けられている雪かき器は昇降できる構造になっているようだ。

汽車会社の製造銘板が残る。
場所はこちら
2025年9月23日編集
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