2025年9月訪問

福井県敦賀市の赤レンガ倉庫横で保存されているキハ28 3019。

キハ28 3019の車歴は…
- 1968年12月 富士重工にてキハ28 1019として新製、福知山区に配置
- 1972年3月 福知山区→豊岡区
- 1976年3月 後藤工場にてキハ28 3019へ改造
- 1983年3月現在 福知山区
- 1986年3月現在 豊岡運転区
- 1987年4月 豊岡運転区→豊岡運転所(名称変更)
- 1990年6月 豊岡運転所→豊岡鉄道部(統合)
- 1992年 豊岡鉄道部→福知山運転所
- 1999年3月 車両延命工事施工
- 1999年10月 福知山運転所→豊岡鉄道部
- 2000年3月 廃車
長らく福知山地区で活躍した車両である。急行「丹波」「丹後」「但馬」などの優等列車の他、普通列車でも使用された。元々は非冷房車であったが、1976年に冷房化と発電機エンジン搭載により3000代へ改番している。1999年に舞鶴線が電化されたことで用途を失い廃車となった。その後は南紀白浜アドベンチャーワールドで保管されていた。2017年に開催された「つるが鉄道フェスティバル」に搬入して展示したところ好評だったことから、その後整備の上当地で保存されている。

いわゆるパノラミックウィンドウ車である。タイフォンカバーは1000代原型のスリット式を使用している。放送用ジャンパ栓受はタイフォンと後部標識灯の間に移設されており、これは関西地区でよく見られる特徴のようだ。前面窓上にあった通風口は、延命工事の際に撤去されている。

乗務員扉周辺にはタブレットキャッチャー台座や保護板が設けられていたが、これらも延命工事の際に撤去されている。

3位側より。

3位側には日本車輌の製造銘板なども取り付けられている。検査標記横には特別保全工事施工車を意味する「保」のマークが入る。特別保全工事では雨樋と外板の一体化やデッキ上のベンチレーター撤去、水タンクのFRP化などが行われたようである。

連結器まわり。

動台車はDT22を使用している。

第1推進軸は外されており、線間に置かれている。

機関は原型のDMH17Hを使用している。左側には空気圧縮機が設けられている。

ラジエーターと送風機。

燃料タンクとブレーキ制御弁(A動作弁)

発電用のエンジン。

付随台車はTR51を使用している。

便所まわり。製造時期による特徴として、便所窓は長方形のものを使用している。ドアの脇には所属標記も残る。
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2026年7月3日編集
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