2025年11月訪問

栃木県下野市の日酸公園で保存されているクモエ21001。
クモハ21001は、1927年にデハ73284として日本車輌にて新製、翌1928年にはモハ30086に改番された。さらに1953年にはクモハ11032に、そして盛岡工場で行われた更新修繕Ⅱに伴いすぐにクモハ11106に改番された。1967年には盛岡工場にてクモエ21001に改造、民営化前の1986年頃に廃車となっている。
製造時は京浜線で、旅客車としての晩年は仙石線で使用された。救援車へ改造後は小山電車区に配置されていた。廃車後は、小山電車区最寄りである小金井駅近くの当地で保存されている。

前位側。こちらはクモハ11時代からのオリジナルの運転台を使用している。仙石線の混雑緩和のため、貫通戸を増設している。

運転室より後方は、救援車改造時に全く違う姿になっている。

台車はDT10を使用している。

車体側面には、機材の積み下ろしに使用する大きな扉が設けられている。

後位側。こちらは救援車に改造された時に運転台を増設している。前位側と異なり非貫通の顔立ちをしている。

日本国有鉄道の銘板、クモエ21001に改造された際の盛岡工場の改造銘板が残る。

後位側の運転室。

客室を改造し、復旧機材等を積むためのスペースとしている。

EF15についての説明文が貼られている。保存後に資料館的な扱い方で車内が開放されていたことがあるのだろうか。

右にはジブクレーンの横送りレールの端が見える。

ジブクレーンは前位側に固定されており、ここを軸として回転、車外へ資材を下ろしたりできるようになっている。なおホイストもしくはチェーンブロックを使用して持ち上げていたと思われるが、現在は撤去されている。

ジブクレーンよりさらに前方。

前位側の運転室。

パンタグラフはPS13を使用している。
場所はこちら
2025年11月20日編集
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