2025年7月訪問

宮城県栗原市の細倉マインパーク前駅で保存されている栗原電鉄ED202。
栗原電鉄のED202は、1950年に中日本重工にて栗原鉄道のED182として新製、1955年の改軌に際してED202に改番、貨物量の減少に伴い1983年に廃車となった。その後は1990年に移転開業した細倉マインパーク前駅の横で保存されている。

凸型の20t電気機関車である。当初は軌間762mm用に製造されたが、1067mmへの改軌の際に台車を換装している。そのため台車が車体より張り出した形態が特徴的となっている。

台車は板台枠の物を使用している。主電動機は撤去されており、車輪の間にはギアが残っているのみとなっている。

運転室横には栗原電鉄の社紋にナンバープレート、そして三菱の社紋が残る。製造は中日本重工であるが、この企業はGHQの指示による財閥解体で三菱重工から分割されたものである。改軌に伴う改造は、再統合した三菱重工で行われている。
栗原電鉄のED20形式(ED18形式)は3両製造され、廃車後はいずれも保存された。ED201はチャチャワールドいしこしで保存されていたが2018年に解体、ED203は旧若柳駅構内で現在も保存されている。
当地ではED202に連結された状態で、ワフ71も保存されている。
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2025年7月30日編集
