2026年1月訪問

北九州市若松区の若松駅で保存されているセム1000。

セム1000形の車歴は⋯
- 1899年頃 九州鉄道のソ1形として新製(8t積み)
- 1907年7月 国有化、テタ3600形またはテタ4882形へ改称
- 1910年以降 9t積みへ改造
- 1914年以降 13t積みへ改造、テタ6450形へ改称
- 1917年以降 15t積みへ改造、テタ15000形へ改称
- 1928年5月 セム1形(セム1000)へ改称
- 1970年代半ば 廃車
筑豊炭田の石炭輸送で活躍した貨車である。廃車後は、国鉄若松工場にて創立80周年を記念し、復元・保存されていた。工場閉所後は当地で保存されている。

炭庫の上半分は木造で、これは過去の増積改造によるものである。
車番の横には、空気ブレーキ無しを表す十字マークが入る。セム1形は大変バリエーションの多い形式であるが、空気ブレーキも使用・不使用の車両が双方存在したようだ。セム1000の場合は貫通管のみ装備、自車のブレーキは側ブレーキを使用してのみ、かけることができる。
端梁にはバッファーを取り付けていた穴が残っており、これはかつてネジ式連結器を使用していた証でもある。

若松工場での全般検査の標記が残る。

更新修繕1を行った若松工場の銘板。
場所はこちら
2026年2月22日編集
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