2024年7月訪問
北海道佐呂間町の佐呂間交通公園で保存されているスユニ50 517。
スユニ50 517の車歴は…
- 1981年10月 国鉄名古屋工場にてオハ46 2028より改造、旭川客貨車区に配置
- 1986年12月 廃車
オハ46から改造された扱いではあるが、台車や連結器等を流用したのみで車体は新製である。スユニ50 517は、17両作られたスユニ50の北海道向けである500代のラストナンバーである。1986年のダイヤ改正で国鉄の荷物・郵便輸送が廃止となったため、僅か5年足らずの活躍であった。廃車後は湧網線の佐呂間駅で保存するためしばらく留置したのち、1989年より当地で保存されている。
旧客由来の無骨な台車が特徴的。おそらく車軸発電機も流用ではなかろうか。
屋根下に保存されているため状態は良好であるが、仕分け室の窓のHゴムが抜けてしまっているのが気になる。
元々はDE10 1677とヨ8017に連結した状態で保存されていたようだが、D51 565が後にやってきた際にDE10が移設され、現在の状態になったようだ。
場所はこちら
2025年6月29日編集