2021年訪問
某所で防火水槽として使用されている、タキ17338です。
タキ7300形式に属するタキ17338は、1962年に川崎車輌で製造されました。東北開発を所有会社とし、東北開発の専用線があった大船渡線陸中松川駅を常備駅としています。
廃車時期は不明ですが、陸中松川駅発着のセメント列車は1996年頃に廃止になっているため、タキ17338も同時期に廃車になったのではないかと思われます。
台枠より上の部分のみ残っています。
タキ17338はタキ7300形式で唯一現存している車両と思われます。また東北開発所有の貨車は、タキ81934とタキ81940の2両が現存することが確認されています。
2025年5月10日編集