2019年4月訪問

三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道ED38 1。
ED38 1は、1930年に阪和電気鉄道のロコ1001として東洋電機・日本車輌にて新製された。1940年の南海鉄道への吸収合併、1944年の国有化を経てED38 1に改番している。1960年にED60形に置き替えられる形で廃車となり、秩父鉄道に譲渡された。ED38形式は4両いたが、そのうち3両が秩父鉄道に渡っている。1988年に秩父鉄道でも廃車となり、秩父鉄道車両公園で保存されることとなった。
動輪配置がB-Bで先輪も無いコンパクトな形状ながら、登場当初としては高速運転も可能だったのが特徴の機関車である。阪和電気鉄道(南海鉄道)が国有化された阪和線で使用され続けていたが、大きさや性能面で置き替えられる機関車が無かったことから、長らく阪和線で活躍できたようだ。秩父鉄道譲渡後は茶色い塗色をしていたが、晩年は他の機関車同様に青色に変更されている。2019年の当公園リニューアルに伴い解体されている。
2025年9月9日編集
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