2019年4月訪問

三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道クハニ29。

1922年の電化時に製造されたクハユニ31を、1953年に日本車輌で鋼製化改造しクハユ31、さらに1973年にはクハニ29に改造されたという、複雑な経緯を持つ車両である。1988年に廃車となったのちは、当地で保存されていた。

訪問時には既に近づくことができない状態になっていた。晩年は屋根にシートが被せられていたが、中央付近から後方が大きく剥がれてしまっている。
当地の他の保存車同様に、クハニ29も2019年の公園リニューアルに際して解体されている。
2025年10月8日編集
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