ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【消えた保存車】秩父鉄道 ヨ15 埼玉県秩父市

2019年4月訪問

 

三峰口駅の秩父鉄道車両公園で保存されていた秩父鉄道ヨ15。
 

 

1925年に汽車製造で新製されたヲキ1形の台車や台枠を流用し、1969年に車掌車へ改造した車両である。1987年に貨物列車への車掌添乗が不要になったことから、1988年に廃車、当地で保存されることとなった。

 

車端に偏った車掌室が特徴的な車両である。車掌室はアルミサッシ窓も備えた近代的な装いであるが、台車は古典的なアーチバー台車を用いており、大正時代製造の貨車の痕跡をよく残している。

 

 

車掌室の反対側は手すりと後部標識灯が設けられている。車掌室の無い部分は台枠のみとなっており、車掌室と比べるとだいぶ幅が狭いが、これは石灰石を運搬するホッパーを備えていたヲキ1形に由来するものである。

 

2019年の公園リニューアルに伴い解体されている。

 

2025年9月15日編集

 

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