2020年2月訪問

加悦SL広場で保存されていた東洋レーヨン103。
東洋レーヨン103は、1915年に長門鉄道101としてアメリカのポーター社で新製、1947年には東洋レーヨン石山工場へ売却され103に改番、1964年に廃車となった。その後は宝塚ファミリーランドにて、装飾の上で展示されていた。2003年に同ランドが閉館したのちは、加悦SL広場に移設され保存されていた。

アメリカの西部劇に出てくるSLに付いてるような前照灯が設けられている。
端梁の解放テコのステーの内側に穴が2つずつ開いているが、これは宝塚ファミリーランドで保存されていた際にカウキャッチャーを取り付けていた跡と思われる。

煙突は長門鉄道から東洋レーヨンに売却された際に短くカットかれている。運転室側面には東洋レーヨンの社紋が入る。
主台枠はアメリカで発展した棒台枠を用いており、それに伴い動輪の担バネは台枠上に設けられている。また主動輪である第二動輪にはフランジが無いのが特徴的である。

運転室後方の炭庫は後方に大きく傾斜している。解放テコもそれに伴って大型になっている。

加悦SL広場閉館後は、2021年に山口県の道の駅蛍街道西ノ市に移設・保存されている。当地は長門鉄道の終点、西市駅の近くであり、長門鉄道唯一の現存車として里帰りを果たした。
2025年8月29日編集
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