ばんの鉄道いろいろめぐり

旅先で見てきたいろいろな鉄道車両の保存車や廃車体、廃線跡などを紹介していきます。たまに現役のものや模型なんかも。

【廃貨車】ワム61107(松任駅常備)

2025年訪問

 

某所で倉庫として使用されていると思われるワム61107。

 

 

ワム61107は1961年に製造、おそらく国鉄末期に廃車になったと思われる。ワム60000形式の中でも初期に製造されたグループであることから、妻板と側板の間に大きな段差がある(通称額縁)のが特徴。これは妻板をワム80000形式と共通のものを使用していたが、それぞれの形式で車体幅が異なるために生じたものである。
 

 

配給車代用として使用されていたため、車体に白帯を巻いている。側扉には金沢鉄道管理局の「金」の標記が入るほか、側扉の両側に急行板が取り付けられていた跡が残っている。

 

「松任工場 配給車代用」の文字が入る。

 

 

板が腐食しているものの、車号は辛うじて読み取れる。

 

2025年10月12日編集

 

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