2024年8月
愛知県豊田市の愛知環状鉄道保見駅前で集会所として使用されている、ヨ6745です。
ヨ6745は1968年に鉄道車輌工業で新製されました。廃車時期は不明ですが、標記から名古屋鉄道管理局の名古屋客貨車区に配置されていたようです。そして保見駅が開業した1988年に当地へ移設されたそう。
前位側から見ていきます。後部標識灯のレンズは片方失われており、テープで塞がれています。
側面を見ていきます。検査標記など諸々の標記がよく残っています。カーテンで車内の様子は分かりにくいですが、中央の窓の感じから日除けも残っていそうです。
左下にはエアコンの室外機が置いてあり、配管類が車内に引き込まれているのが見えます。
手ブレーキハンドルがある後位側です。こちらは後部標識灯のレンズが両方とも残っています。また台枠にある銘板も残存しています。
この手の車両で駄目になりがちな木製の窓枠やHゴムの部分などは全然大丈夫そうな様子ですが、集会所としては最近はあまり使用されていないようです。
場所はこちら
2025年5月7日編集