2022年3月訪問
岩手県八幡平市の松尾鉱山資料館で保存されているED25 1
松尾鉱業鉄道のED25 1は、1951年に東京芝浦電気で新製、主に構内入換に使用され、1972年の松尾鉱業鉄道廃止時に廃車となった。廃車後は個人に引き取られて保存されていたが、1993年に当地へ移設された。
側面の4枚窓と前面窓のヒサシが特徴的。現役当時は青色に塗られており、前面には白い髭帯が入っていたが、現在は朱色で塗られている。
運転室横にはナンバープレートの他に、松尾鉱業鉄道の社紋と東京芝浦電気の製造銘板が残る。
ED25は主に入換に使用されていたが、本線を走っていたED50だけでは牽引機が足りない時にはED25も本線の列車を牽引した。ED50は松尾鉱業鉄道廃止後に秩父鉄道へ譲渡され、秩父鉄道デキ100形へ編入されている。
場所はこちら
2025年5月27日編集